掲示板NEXT 動作環境

掲示板NEXTのご利用環境・条件などを掲載しております。
保証に関する内容もございますので、必ず全ての内容をご覧頂いた上でご利用開始頂くようお願い致します。

配信ソフトウェア 最低動作環境

ご利用状況によっては更にスペックが必要な場合がございます。
OS :Windows10、Windows11(Home/Pro/Enterprise)
CPU :Intel®Core™ i5 1.6GHz 相当以上
メモリ :4 GB 以上
ディスク :8GB 以上の空き

通信方式/接続台数など

掲示板NEXTではLANを利用して、最大100台までサイネージ端末を管理することができます。(Ver2.2.1以降)
※ネットワーク環境によっては管理可能台数が減少する場合がございます。
多数の端末を接続すると配信が正常にできない場合は、下記の対応が必要となりますのでご了承下さい。
・負荷の高い配信PC側のネットワーク環境を改善していただく(高帯域の環境から配信して頂く)
・推奨スペックよりも高性能な配信PCをご用意していただく
・2台以上の配信PCをご用意頂いて、端末の登録を分散して頂く

また、配信処理は順次行うため、接続されているサイネージ端末が多いと配信に時間がかかる場合があるのでご注意ください。

配信PC - 端末間の接続利用ポート

本製品利用のためには、下記ポート番号の通信を許可する必要がございます。
配信PCのファイアウォール設定や通信経路上のネットワーク機器設定をご確認ください。
※配信PC及びSTB側の通信許可はインストール時にアプリケーション単位で自動で設定されます。
※端末側にセキュリティソフトを追加した場合はそのファイアウォール設定もご確認ください。

通信の概要 通信の方向 プロトコル ポート番号
各種データ連携 双方向 TCP 80
端末登録関連 配信PC → 端末(STB) UDP 3000
メッセージボード 配信PC → 端末(STB) TCP 9090
配信PCとのデータ連携 端末(STB) → 配信PC TCP 3030
配信PCとの連携 端末(STB) → 配信PC TCP 3031
配信PCとの定期通信 端末(STB) → 配信PC TCP 8999

設置先のネットワーク要件

1)同じローカルネットワーク上に配信PCとサイネージ端末を設置すること

動作保証環境として物理LAN環境の同セグメント内でのご利用を推奨しておりますが、下記のような構成でもご利用頂けます。
ご購入前に検証機などで必ず動作確認をお願い致します。
①拠点間VPN接続されたLANでの設置
②ルータやL3スイッチで接続された別セグメント間での設置
※①についてはソフトウェアVPNなど、配信PCが2つのネットワークに属する場合は動作保証外となります。
※①②いずれも端末検出の際に自動検出ができないため、初回の端末登録時にIPを手動で入力する必要がございます。
[注意]接続機器間の通信を許可しないAP経由では、ご利用頂けない場合がございます。(特に来客用Wi-Fiなどが該当します)

2)サイネージ端末を固定IPに設定すること

サイネージ端末のIPアドレスが変更されると通信ができなくなるため、必ずIP固定でご利用ください
IPが変わるたびに配信PC側で端末の登録の作業が必要になってしまいます。
マニュアルは下記よりダウンロード頂けます。
https://app.elecom.co.jp/signage/KeijibanNext/support/dl/KeijibanNextStaticIP.pdf

どうしてもDHCP環境でご利用が必要な場合、IPアドレスが変更され通信できなくなったときは配信PCの掲示板NEXTの端末管理画面にて「端末を削除→端末の自動検出/登録」を行うことで引き続きご利用頂けます。

3)プロキシ環境の場合に適切な設定がされていること

プロキシ環境でもご利用頂けますが、プロキシの設定を端末に適用する必要がございます。
なお、この場合は配信PC側にも必ず固定IPの設定が必要になります。マニュアルは下記よりダウンロード頂けます。
https://app.elecom.co.jp/signage/KeijibanNext/support/dl/KeijibanNextProxyManual.pdf

4)ネットワーク帯域について

本製品は端末へコンテンツ(画像や動画を含んだデータ)をLANを通じて送信します。
コンテンツの配信時のみ、配信内容に応じたネットワーク負荷がかかりますのでご注意ください。
本製品には帯域を制限する機能はございませんので、他の社内システムへの影響が懸念される場合は、配信PC側のOS設定等で送信帯域を制限していただくか、ネットワーク負荷が低いタイミングで配信する運用をお願い致します。
※帯域を制限した場合は配信にかかる時間が長くなりますのでご注意ください。

5)その他特殊環境(仮想環境)

本製品は下記の条件でも動作を確認しております。
①リモートデスクトップで遠隔からの配信PCの操作によるコンテンツ配信
②仮想環境(Hyper-V)上への配信ソフトのインストール及びこの環境からのコンテンツ配信
※これらは弊社の試験環境での動作を確認したもので、ご利用者様の環境で動作を保証するわけではございません。②については、仮想環境と配信PCが同セグメントとなるブリッジ接続にて確認しております。

1)~ 5)を満たす場合でもお客様の環境によっては通信が正常に行えないことがございますので、本製品の導入前に検証機等でのご確認を推奨しております。

【通信確認ツールのご提供】

お客様のネットワーク環境で、STB無しでも掲示板NEXTが正常に通信可能であるかを確認するツールをご用意しています。

チェックツールのDLはこちら

[注意]
・お客様の情シス部門など、社内ネットワークについて詳しい方がご利用ください。
・本ツールに関しての使い方等はツール同梱のマニュアルに記載しておりますので、そちらをご確認ください。
・お客様環境固有の技術的な質問は製品窓口では受け付けておりません。
・本ツールで利用可能と判断された場合でも、必ずしもお使いの環境でご利用いただけることを保証しているわけではございません。
 最終的には検証機による動作検証を推奨致します。検証機の貸出は弊社営業にお問い合わせください。
・改変及び再配布禁止です。本ツールの著作権はエレコム株式会社に帰属します。

その他のご注意点(Windows版STB のみ対象)

・Windowsの自動アップデートは動作安定性のため、停止しております。
 手動で行って頂くか、お問い合わせ頂ければ自動アップデートに戻す方法をご案内します。
・一般的なソフトやセキュリティソフトは併用してご利用いただけますが、事前に検証機で動作をご確認ください。
・リカバリディスクは付属しておりません。初期化すると有償修理扱いとなりますのでご注意ください。

対応ファイルフォーマット

画像ファイル jpg、png、bmp、gif[アニメーションも可]
PDF pdf(画像に変換して取込)
※100pを超えるもしくはパスワード付のPDFは開けません
Officeファイル Microsoft Officeファイル[PowerPoint/Excel/Word] (画像に変換して取込)
ppt、pptx、xls、xlsx、xlsm、doc、docx
Microsoft Officeが配信PCにインストールされている必要があります。
※STB側にはMicrosoft Officeのアプリケーションは不要です

※アニメーション付きのパワーポイントの場合は、mp4で保存して取り込んでください。
2021年10月時点で下記バージョンでの動作を確認しております。
Office15(Office2013)、Offce16(Office2019 / 2021年10月時点のMicrosoft 365)
動画 mp4/h.264
WEB httpおよびhttpsのURL
※サイトによっては表示できない場合もございます

配信可能なコンテンツのスペック推奨値

配信内容 推奨値
動画再生(単体) ビットレート5000kbps以下
解像度1920×1080以下(縦横可)
※型番「MPC-LVZ3PA-KN/KNMB」の場合のみビットレート・解像度は下記となります
 ビットレート20000kbps以下
 解像度3840×2160以下(縦横可)
動画再生(他素材と同時) ビットレート3000kbps以下
解像度1920×1080以下(縦横可)
※型番「MPC-LVZ3PA-KN/KNMB」の場合のみ解像度は下記となります
 ビットレート10000kbps以下(縦横可)
画像表示 解像度3840×2160以下
※AndroidSTBかつ縦向きの場合のみ1080×1920以下
配信スケジュール
配信データの合計値
配信スケジュールのデータ容量200MB以下
※有線LAN接続(NW良環境)の場合は1GB以下

リモコン機能をご利用時の推奨機種

リモコン機能をご利用いただく際の、動作確認済の推奨入力デバイスをご紹介致します
※推奨機種でなくても、キーボードの数字や矢印キーを入力できるデバイスであれば基本的に動作いたします。
※独立矢印キーがない入力機器(テンキーなど)はAndroidSTBには非推奨です。
※必ずしもすべてのデバイスで正常に動作することを保証するわけではございません。

・エレコム製 無線静音テンキーパッド - TK-TDM022SKBK
AndroidSTBの場合、テンキー側の設定でMacモードに変更する必要がありますのでご注意ください
(初期モードのWindowsモードでご利用頂く場合、矢印キーが動作しません)